阿里山へ行ってみる_台湾_阿里山
嘉義から向かう次の目的地は阿里山。阿里山に行こうと考えた経緯からお話しましょう。
目次
阿里山に行ってみたかった理由
最初に興味を持ったのは「阿里山森林鉄道」。以前、嘉義に行った時に発見しました。
「森林鉄道」という名前はもちろん、スイッチバックで登っていくというスタイル、そして赤い汽車。特に海外鉄道に対して、乗り鉄の血が騒ぐ私にとっては、ちょっとした憧れの汽車です。
そして、お茶も有名だし、台湾のコーヒーの産地でもあります。台湾の山のエリアに行ったことがなかったので、興味深々でした。
後押しされたのは台湾の同僚の一言。
「今なら、中国大陸からのお客さんが少ないから、ゆっくり楽しめるよ」
この言葉の背景には、中国の政策が関係していて、現在、中国大陸から台湾への観光客が減少しているのです。参照記事はこちら。
これまで、阿里山には約100台の中国人を乗せた観光バスが来ていたものの、2017年5月時点で、中国大陸からのバスでの入山は5台程とのこと。かなり減っていますね。
この中国人の観光客の減少は、影響を受けているホテルも多くあると聞いていますので、喜ばしいことではないと思いますが、ゆったりと楽しめるということ自体は、観光客の1人として、ありがたいことです。
阿里山への行き方
阿里山へ行くには、2つのルートがあります。
バスでの行き方
バスでの行き方については、台北ナビさんがまとめていらっしゃいます。
また、こちらのブログも詳しく書いてありますよ。
パワースポット阿里山までの道のり~けっこう道のりは長い。 - PHOTRAVEL
新幹線の嘉義、台鉄の嘉義からバスが出ていますし、台北からも、週末には夜行バスが出ていますよ。時間については、それぞれお調べください。
参考までに、バス情報を確認できるサイトの1つはこちら。
私は、ホテルから近い、大雅駅バスセンターからバスに乗車しました。場所はこちら。
予約せず、バスセンターで購入できました。(中国語のみです。身振り手振りで頑張りましょう)
阿里山森林鉄道プラスバスでの行き方
嘉義から奮起湖までの電車は1日最大3本。午前中に出発します。
時刻表はこちらから確認できます。
2017年7月時点の時刻表はこちら。嘉義から奮起湖まで行く汽車の時刻表を載せています。
これまで、阿里山森林鉄道の切符購入は、中国語で電話をして、口座に費用を振り込むという、日本人にとっては大変難儀なことでしたが、なんとインターネットで購入が可能になっていました!
いらつしゃいませ阿里山森林鉄道~~乗車券インターネット予約サービス
なんということでしょう! 私は今回の旅では、こちらを利用できなかったので、森林鉄道を活用することを諦めたのですが、つい最近使用できるようになった模様。次回はこちらを利用したい!
元々、取りにくいチケットになりますので、購入開始日に予約をした方がいいかと思います。
本当に便利になりました!
奮起湖から阿里山へはバスや徒歩で移動となります。 詳しくは、上述のブログをご参照ください。
阿里山で楽しんだこと
阿里山森林鉄道に少し乗車して散策
阿里山には、散策にも活用できる阿里山森林鉄道に乗ることができます。
私が楽しんだ経路はこちら。
I love 赤い汽車!
沼平駅では、駅弁を買うことができますよ。鶏モモのお弁当はこちら。
散策前にお食事はいかがですか? 沼平駅では売店がありますので、こちらでお弁当を中心としたお食事をすることもできます。
散策路ではこんなところを楽しみました。Instagramの写真はこちら。
今度行く時は、電車で乗った区間も歩いてみたいなと思います。
ホタルの見学ツアーに参加
ゴールデンウィークの時期に楽しめるのがホタル。ホテルで300元のツアーを販売していたので、参加してきました。
あまりにも真っ暗なので、写真にもムービーにも収めることはできなかったのですが、無数のホタルに遭遇することができました。
想像以上に感動しました!!
次回訪問時も、リピートしたいツアーです。中国語のみの対応となりますが、他の海外の人達も参加しているので、怯まず参加してみてください。複数のホテルから、ツアーに参加されていたので、阿里山の各ホテルでツアー申込ができるかと思います。
阿里山のホタルについては、こちらにも記載されています。
日の出鑑賞ツアーに参加
阿里山観光の目玉である日の出鑑賞。台湾人もこよなく愛している阿里山の日の出は、多くの人が訪れます。
阿里山の日の出を見るためには2つの方法があります。
私は、祝山線に乗る気満々だったのですが、体力が低下気味だったので、日の出鑑賞ツアーに参加しました。このツアーですと、なかなか行けない、神木に連れて行ってくれたりするので、状況に応じて、このツアーを活用することをお勧めします。
その他、阿里山名産の愛玉子もありますし、阿里山のお茶やコーヒーも楽しめるエリアです。こちらもぜひお楽しみください。
また、阿里山のコーヒーは台北などの大きな町で飲むことができます。機会があれば、ぜひご賞味ください。
阿里山での1泊の滞在を終え、帰国前に滞在する高雄に向かいます。