奇美博物館と十鼓仁糖文創園區に行ってみる_台湾_台南
今回の台南訪問で訪ねようと思っていたところは奇美博物館。そして、その近くにある十鼓仁糖文創園區に行ってみようと計画しました。
いかにタクシー以外の公共交通機関でたどりつけるかを検討することをしながらの旅となりました。結論として、便利な行き方を見つけたので、行き方をご紹介しながら2つの施設についてもご紹介したいと思います。
目次
奇美博物館エリアに行くには
台南市の市街地から離れた場所にあるこのエリアに行くには、バスかタクシーで行くのが一般的かと思います。それもいいのですが、試してみた結果、このルートで行くことをお勧めします!
台南の台鉄の台南駅に行く
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台湾鉄道沙崙線の沙崙行きに乗り、「保安駅」まで行く。台南駅から1駅乗車(約7分)。
※新幹線の台南駅からも沙崙線に乗れば「保安駅」に行けます。
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保安駅でT-bikeを借りる
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奇美博物館エリアまで自転車で移動。
このエリアの自転車の貸出/返却場所はこちら。
雨の日は大変かと思いますが、天気の良い日などはこのルートがお勧め! 自転車ですと、奇美博物館だけでなく、十糖十鼓仁糖文創園區にも楽に行けます。
なお、奇美博物館から十鼓仁糖文創園區まで、徒歩で20分位で行けますが、南国の台南ではかなりキツイです。自転車であればスイスイ移動できますよ。
なお、自転車で行けば、保安駅から奇美博物館裏までは10分位、奇美博物館から十鼓仁糖文創園區までは数分で着きます。
T-Bikeを使用する際には、アプリをインストールしておくと、便利です。関連の過去記事はこちら。もし、よろしければご覧ください。
奇美博物館に行く
この博物館は奇美グループの創業者が集めたコレクションで作られた博物館。
オープン当初は混んでいて入場予約がないと入れませんでしたが、海外から来た人は予約なしでも入場できるようになりました。
表玄関方面から入るとこんな感じ。
てくてく歩いて、近づいていくと
遠い・・・。園内の中を走るバスがあるのもうなづけます。
そして、やっと玄関。
全く台南にいるとは思えない建物の景観。
中は撮影禁止なので、写真はありませんが、特に動物の展示エリアは圧巻です。
ホームページでいうとこの展示。
その他、沢山のバイオリンコレクションの展示や自動演奏楽器のコーナーもあります。
自動演奏楽器は、追加料金を支払うと演奏を聴くコーナーに参加することもできます。興味がある方は、入場と同時に予約しに自動演奏コーナーに行きましょう。お昼の時間は係の方もお昼休みに入りますので、ご注意を。
こちらが自動演奏楽器の演奏を聴ける場所。
博物館にはカフェとレストランがあります。カフェでは、奇美グループのパンなどの軽食とコーヒーなどが頂けます。
レストランではアフタヌーンティなどもいただけますが、私が行った時間帯はこちらの内容とローストビーフのセットなどがいただけました。
私がいただいたのはこちら。ローストビーフのサンドウィッチ。
十鼓仁糖文創園區に行く
奇美博物館のそばにある、製糖工場跡地を活用した施設。台湾のリノベーションの姿を見ることができます。
自転車で走るとこんな姿が見えてきます。
製糖工場時代に活躍した煙突です。
太鼓の「鼓」の字からわかると思いますが、太鼓のパフォーマンスを見ることができたり、太鼓のワークショップに参加することができます。
時間的に太鼓のパフォーマンスを見ることはできなかったのですが、スタッフに薦められて、太鼓のワークショップに参加してきました。
独特ですが、分かりやすい楽譜で演奏する曲が示されていますので、初めて演奏する方でも、中国語がわからなくても、楽しく参加することができます。
園内は製糖工場時代に使われていた線路を走る汽車に乗れたり。
素敵な園内を散策できたりと、楽しむことができます。
工場の屋根の上には展望スポットも設置されています。ここからは、奇美博物館も見えますよ。
奇美博物館エリアへの往復には道に迷ったりしたので、ほぼ1日かかりの遠足となりました。もう少し時間が取れると、より満喫できたなぁと思います。
まだまだ旅は続きます。